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龍仁市(ヨンインシ)、2004年から盆唐(ブンダン)や一山(イルサン)を凌ぐ

龍仁市(ヨンインシ)、2004年から盆唐(ブンダン)や一山(イルサン)を凌ぐ

Posted October. 08, 2001 09:30,   

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▲現状および予想〓龍仁市(ヨンインシ)の8の邑や面のうち、集中的に開発されている水枝(スジ)、駒城(クソン)、器興(キフン)地区の人口はそれぞれ14万3000人と3万8000人、7万3000人となっている。京畿道(キョンギド)と龍仁市によると、龍仁市の8邑面に99年から今年の末まで1万2646世帯が新たに入居するが、来年には3万8191世帯が増え、2004年までに合計6万4497世帯が新たに入居する計画だとのこと。この3邑には龍仁市全体の人口流入分の80%を上回る5万7200世帯が新たに入居するようになる。

世帯当たりの平均人口を3.1名と見ると、三つの邑には約17万7000人が増えるようになり、2004年には人口が43万人を超えるようになる。開発が終わった盆唐(39万人)や一山地区(27万人)の人口をはるかに上回ることになる。

▲実態〓龍仁市は京畿道の31市郡の中で学校不足が最も深刻な問題となっている。クラス別の平均人数を合わせるには小学校43校、中学校19校、高校4校、全部で66校を建てなければならないことになる。

水枝邑を通る6車線道路はソウルと繋ぐ入り口にある豊徳川(プンドクチョン)辺りで3車線に縮小し、出退勤のラッシュ時には数百メートルの渋滞となる。

▲基盤施設の充実化、困難〓龍仁市は、盆唐のベックン駅、良才(ヤンジェ)、江南(カンナム)をつなぐ新盆唐線を、水枝1・2地区からサンヒョン里、京畿大学、水原(スウォン)ファソ駅まで伸ばせてほしいと求めている。ところが、城南市(ソンナムシ)は龍仁市民が城南の道路など基盤施設を使用し、不便を与えているので、電車まで龍仁市が「ただ乗り」しようといって、反対している。

水枝を中心に人口が急増すると、龍仁市は水枝邑竹田里(ジュクジョンリ)一帯の約13万7000㎡に及ぶ敷地に1日15万t処理できる下水処理場を建てることにしたが、完成のメドが2005年となっている。それも居住環境の悪化を理由に反対している住民のため、まだ着工できずにいる。

対策〓京畿道教育庁は2004年から宅地開発が集中している地域を中心に、学校を増やす計画だ。ところが、民間による宅地開発が盛んな龍仁では、学校の敷地を確保することも簡単ではなく、計画通り学校不足が解決するのは困難だと見られている。

城南市が城南発展研究所に頼んで作成した城南市広域交通改善対策によると、2006年まで盆唐〜儀旺(ウィワン)高速化道路が完工しても、水枝〜板橋(パンギョ)、京釜高速道路の板端〜良才など周辺道路の環境は改善しないとされている。ところが、2006年まで新盆唐線が早期開通すれば、指摘されていた渋滞区間の道路事情が大幅に改善するものと見られている。



李東榮 argus@donga.com