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全国体育大会、開幕

Posted October. 10, 2001 09:31,   

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「故郷の栄光の為、大会に臨む」。

韓国代表として太極マークを付け、世界を舞台に猛活躍していた韓国のスポーツスターらが10日から忠清(チュンチョン)南道で開かれる第82回全国体育大会に大挙出場し、故郷の名誉をかけたメダル競争に乗り出す。

世界水準の競争を国内舞台にそのまま移した種目は女性アーチェリー。先月開かれた世界アーチェリー選手権で優勝を勝ち取って一躍スターに踊り出たパク・ソンヒョンが全羅北道(チョルラブクド)代表として出場することをはじめ、世界大会準優勝で健在を誇示した96年アトランタ五輪2冠王のキム・ギョンウク(蔚山、ウルサン)と88年のソウル五輪金メダリストのキム・スニョン(慶向(キョンサン)北道)、2000年シドニー五輪の2冠王ユン・ミジン(京畿、キョンギ)など、オリンピックと世界大会を制覇した錚錚たる選手が揃って自尊心をかけた競争を繰り広げる。

男子部でも、世界大会2冠王ヨン・ジョンギが慶向南道(キョンサン)代表として出場する一方、「訓練拒否騒ぎ」で代表の資格を奪われていたチャン・ヨンホ(慶向北道)、キム・チョンテ(蔚山)が並んで射台に立つ。

また、射撃ではシドニー五輪をキッカケに彗星のように現れたガン・チョヒョン(大田、テジョン)がライバルのチェ・デヨン(慶南、キョンナム)とエアライフルで対決する。

韓国フェンシング史上初めてオリンピックで金メダルを獲得したキム・ヨンホ(大田)は、今年初めて採択されたフルーレ個人戦及び団体戦で金メダルを狙う。

レスリングでは米国テロ事件の影響で世界選手権出場が延期されたキム・インソップ(慶向北道)とソン・サンピル(全羅北道)がグレコローマン・スタイル69kg級と76kg級に出場する。

卓球では最近終わったコリア・オープン卓球選手権単式優勝者のキム・テッスが全羅北道のユニホームを着て器量を披露する。

また、87年全羅北道体育高校時代から全国体育大会に一回も抜けず出場している「アジアの力士」キム・テヒョン(全羅北道)は、男子重量挙げ105kg以上級で大会14連覇に挑む。

一方、大会の開かれる天安(チョナン)市サンゴ村が故郷で、今年ボストン・マラソン優勝を飾ったイ・ボンジュは、聖火点灯の最終ランナーとしても登場し、故郷のファンと出会う。



金尙浩 hyangsan@donga.com