Go to contents

日本、貿易収支16年ぶりに赤字予想

Posted October. 11, 2001 09:19,   

한국어

世界最大の貿易黒字国である日本が今年に入り、輸出が急減し貿易とサービス部門で16年ぶりに初めて赤字を出す可能性があると、日本内閣府が10日明らかにした。

内閣府は、この日発表した「貿易サービス収支の黒字減少に関する報告書」で、米国テロ事件などの影響で世界経済が更に落ち込む場合、半期別収支が今年中に赤字に転落する可能性がある、との見通しを明らかにした。

日本の半期別貿易とサービス分野の収支は、1985年以来黒字を記録して来たが、86第4・4半期(10〜12月)には3兆6000億円の史上最大の黒字を記録している。しかし、今年の第2・4半期(4〜6月)は黒字規模が4700億円に止まり、7月にも827億円にまで減少するなど、減少傾向が続いている。特に、今年度第2・4半期には輸出減少の幅が1兆5337億円に達するなど、輸出が振るわなかった。

報告書は、その間の黒字現象の主な原因として景気拡大による輸入増加を上げたが、最近では世界経済の低迷による輸出減少が特徴であると分析した。



李英伊 yes202@donga.com