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不運のランディ・ジョンソン

Posted October. 12, 2001 09:12,   

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「ビッグ・ユニット」ランディ・ジョンソン(38、アリゾナ・ダイアモンドバックス)は、「秋の祝祭」というプレイオフではその間成績が振るわなかった。シアトルでプレーしていた95年、ニューヨーク・ヤンキースとのアメリカン・リーグ(AL)ディビジョン・シリーズで2勝を収めた後、99年まで6回プレイオフの舞台でマウンドに立ったが、全て敗戦の不運を喫している。2m8という高い背に似合わず「大きな舞台に苦手な弱虫」なためなのか。

今年のプレイオフ戦でもジョンソンのこのようなジンクスは破れなかった。レギュラー・シーズンでジョンソンは21勝(6敗)を獲得、平均自責(2.49)と奪三振(372個)で全て1位をマークしており、4回目のサイ・ヤング賞の受賞が有力な状況だ。

しかし、ジョンソンは11日アリゾナ州フェニックス、バンクワン・ボールパークで行われたセントルイス・カージナルスとのナショナルリーグ(NL)ディビジョン・シリーズ第2戦で先発登板したが、また敗戦投手となった。8イニングの間、ホームラン1つを含めて6安打で3失点し、チームの1対4の負けを招いた。前日の第1戦で先発登板した仲間のカート・シリングが完封勝ちを挙げたこととは対照的だ。これでジョンソンはプレイオフ最多の7連敗を記録し自尊心が傷つけた。

アリゾナが第2戦で敗れたことで、セントルイスとの対戦成績は1勝1敗の五部となった。

第1戦でシリングの完璧に近い投球で登坂のチャンスが掴めなかったアリゾナのキム・ビョンヒョンは、11日チームが敗れたため、韓国人初のプレイオフ出場をまたもや先送りにしなければならなかった。キム・ビョンヒョンは13日セントルイスのブッシュ・スタジアムに球場を移して行われる第3戦でプレイオフ初登板を狙う。

アトランタ・ブレーブスはヒューストンで行われたNLディビジョン・シリーズ第2戦で、8イニングを無失点で投げた先発のトム・グラビンの活躍に支えられてヒューストン・アストロズを1対0で抑えた。2連勝を飾ったアトランタは残り試合で1勝だけ加えればチャンピオン・シリーズに進む。

ワイルド・カードでプレイオフに合流したオークランド・アスレチックスは、ワールドシリーズ4連覇を狙うニューヨーク・ヤンキースとのALディビジョン・シリーズ第1戦を5対3の勝利で飾った。ニューヨーク・ヤンキースの先発「ロケット・マン」ロジャー・クレメンスは、ホームラン1つを含め安打4つと2点を奪われ、4イニングを投げた後右ひざの裏側の腱に違和感を訴えて降坂し、敗戦投手となった。



金鍾錫 kjs0123@donga.com