Go to contents

ジョーダン初出場、熱狂のNBA

Posted October. 13, 2001 10:29,   

한국어

コートをいっぱい埋めた2万2000人あまりの観衆は起立拍手で「バスケットボール皇帝」の復帰を歓迎した。

マイケル・ジョーダン(38・ワシントン・ウィザーズ)が3年余の空白からトレードマークの23番が刻まれた青色のユニフォームを着てコートに復帰した。

12日ミシガン州のオーバーンヒルズで行われた米プロバスケットボール(NBA)、ワシントン対デトロイト・ピストンズとのプレシーズン試合。1999年に引退を宣言。先月コートに戻ってきたジョーダンとしては、シカゴ・ブルズでプレーしていた1998年6月14日のユタ・ジャズとのチャンピオン決定戦6回戦以来、3年4ヵ月ぶりの公式試合出場だった。

この日、前半の17分間だけ出場したジョーダンは、8得点(野投成功率50%)、3リバウンドに、1スティールと1ブロックシュートを記録した。1クオーターに8分8秒出場し、2クオーターに再び出場して8分25秒間プレーした。ワシントンのダグ・コリンス監督は「当初ジョーダンを8分くらい投入する考えだったが、彼がもっとプレーしたいと要請して出場時間が増えた」と明らかにした。

試合開始と同時にデトロイトのベン・ウォレスのジャンプシュートをブロックし見事な守備能力を披露したジョーダンは、復帰後初めて投げた3点シュートを失敗した後、6mのジャンプシュートを決め、初めての得点を上げた。

この日スポットライトを一人占めしたジョーダンは、1クオーターには全盛期並みの技量を発揮したが、2クオーターに入っては平凡なプレーを繰り広げ、対照的だった。特にアリウープダンクの機会を平凡なレイアップに処理したほか、ポスト守備でも動きが鈍くなったとの評価。

後半に入ってジョーダンが終始ベンチに座っていると、競技場に詰め掛けたファンたちは「我々はマイケルが見たい」と高らかに叫んだ。

ジョーダンは、「1クオーターを終えてから依然として健全であることを確認でき、驚いた」とし「まだまだだ。正規シーズンですべてをお見せする」と述べた。

試合は、ジェリー・スタックハウスが30得点したデトロイトがワシントンに95−85で勝利した。



金鍾錫 kjs0123@donga.com