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政府、金剛山会談の延期を検討

Posted October. 14, 2001 19:40,   

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統一部は13日、金剛山(クムガンサン)観光の活性化のための第2次南北当局会談と関連し、「19日に金剛山で開催をしよう」とした朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)側の提案を受けれず、会談開催を一旦延期する方向で検討している。

統一部当局者はこの日午前、北朝鮮側が電話通知文を通じて、第2次会談を「安全性が保障される金剛山で開くのが合理的」とした提案に対し、「離散家族の訪問が北朝鮮側によって一方的に延期された状態で、こういう風に会談を進めるのが望ましいことなのか疑問だ」と述べた。

この当局者は、「北朝鮮側の言う通り金剛山で会談を開催する場合、(南側の情勢が不安だとした)北朝鮮の祖国平和統一委員会の談話を認めた形になる」とし、「北朝鮮側が、金剛山会談直前の18日まで、洪淳瑛(ホン・スンヨン)統一部長官の名義で送った南側の電通文に対する何らかの立場表明をしない場合、金剛山会談は見送られるしかない」と明らかにした。

同当局者は「北朝鮮側が、第2次会談を雪嶽山(ソラクサン)で開催しようとした南側の要請を受け入れる場合、予定通り会談を進めることもできる」とし、「しかし離散家族訪問の延期に対する北朝鮮側の立場に変化がなければ、金剛山会談を19日に開催することさえ国民感情に背馳することになるだろう」と付け加えた。

さらに「北朝鮮側に食糧を支援するとした基本方針には変わりがないが、北朝鮮側の態度と与党政府間協議や関係省庁間協議など結果を総合的に検討した上で決める」と明らかにした。

これに先立ち、北朝鮮側は同日午前、金剛山会談の北朝鮮側のキム・テクリョン団長名義で「2次会談を19日に金剛山で開催しよう」との内容の電話通知文を送ってきた。



金影植 spear@donga.com