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ヤンキース、辛うじてPS脱落危機から脱出

ヤンキース、辛うじてPS脱落危機から脱出

Posted October. 15, 2001 12:27,   

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「誰が彼らを新人と思うだろうか」。

2001年の大リーグ公式戦に吹き荒れていたルーキーたちの「スーパーパワー」がポストシーズン(PS)でも健在だ。

14日開かれたディビジョンシリーズは、「新人たちの独壇場」だった。クリーブランド・ジェイコブス・フィールドで開かれた試合では、クリーブランド・インディアンズの新人投手C.C.サバティア(21)が、公式戦最多勝(116勝)に輝くシアトル・マリナーズを先発6イニング、5安打2失点でし止め、PS初勝利を手にした。これでサバティアは、81年フェルナンド・バレンスエラ(LAドジャース、当時20歳)以降、ディビジョンシリーズで勝利した過去最年少選手となった。

19安打が爆発したクリーブランドは、17対2で大勝を収めPS2勝1敗。残りの2試合で1勝を加えればア・リーグチャンピオンシップシリーズ進出が決まる。

セントルイス・ブッシュスタジアムで開かれた試合では、セントルイス・カージナルスのルーキー、バード・スミス(22)の投球が光った。公式戦でノーヒットノーランをマークした左腕スミスは、抜群の制球力でアリゾナ・ダイアモンドバックス打線を5イニングの間、4安打1失点で封じ込めた。

試合では、先頭打者フェルナンド・ビーニャが2点本塁打を含め、3打数3安打2打点の大活躍をしたセントルイスが4対1で勝ち。2勝2敗で勝負を振り出しに戻した。前日セーブを奪った金炳賢(キム・ビョンホン)は、登板しなかった。

両チームは15日、アリゾナのホームスタジアム、バンクワンボールパークでナショナルリーグチャンピオンシップシリーズ進出のチケットをめぐり5回目の最終戦を行う。

ホームで2連敗したことで窮地に陥ったワールドシリーズ3連覇の名家ニューヨーク・ヤンキースは、マイク・ムシナの力投でオークランド・アスレチックスに1対0で勝利、敵地で辛うじて1勝を挙げた。ムシナは、先発7イニングに4安打無失点の好投。「特急抑え投手」マリアノ・リベラが2イニング無失点で抑えた。ヤンキースはポサダが5回に決勝ソロ本塁打を放った。



ssoo@donga.com