韓国の100所帯のうち、およそ16所帯が一人で暮らす「一人所帯」であることが明らかになった。女性が所帯主である家庭も全体のおよそ20%にのぼっている。
統計庁が16日に発表した「2000年人口住宅総調査所帯住宅部門」の結果によると、去年11月1日時点で韓国の総所帯数は1439万1000所帯で、95年より140万所帯(10.8%)増えた。
なかでも「一人所帯」は222万4000所帯で、95年より58万2000所帯(35.4%)も急増した。これによって一人所帯が全体で占める比重は5年前の12.7%から15.5%に跳ね上がった。
女性所帯主は265万3000人で、5年前より50万6000人(23.6%)増えた。総所帯主のう女性所帯主が占める比率も16.6%から18.5%になり、1.9%ポイント高くなった。
統計庁の尹亨伯(ユン・ヒョンベク)人口調査課長は、「若者たちの就職や中長年層の離婚と死別などで一人所帯と女性所帯主が大幅に増えた」と説明した。
家族の形態を見ると△夫婦だけで暮らす所帯は10.1%で5年前より26.2%も増えており、△夫婦が未婚の子女と共に暮らす所帯は5.6%△両親のうち片方が未婚の子女と暮らす所帯は17.1%ずつ増加するなど、「核家族化」が急速に増えている。
また、主な住宅形態も一戸建てからマンションに変わった。マンションの比重は95年の37.5%から、去年は47.7%になり、初めて一戸建ての比重より多くなった。
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