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米特殊部隊、アフガン投入

Posted October. 17, 2001 09:31,   

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米国がこれまでは空爆のみだったアフガニスタンに15日、地上作戦のための特殊部隊の低空飛行の航空機を投入するなど2段階作戦に突入した。

これとともに「炭そ菌恐怖」が全世界に拡散している中、米国で3度目の炭そ菌患者が発生し、生後7ヵ月の赤子も感染されたことが分かった。

▲特殊部隊投入〓米ニューヨークタイムズ紙は16日、米国防総省幹部は特殊部隊の浸透援護用途で使われるAC130機がアフガン内作戦に動員されたと明かし、米国防総省として特殊部隊の投入を初めて認めたと報じた。

国防総省の幹部は、米空軍特殊作戦司令部所属のAC130機が15日、タリバーン政権の根拠地であるカンダハル近郊の標的を攻撃する任務を負って投入されたと明かにした。

C30ハキュリス輸送機を改良して攻撃機能まで備えたこの飛行機は、重機関銃とバルカン砲を装着し、移動中や集結した兵力を攻撃するなど通常の特殊部隊浸透の際の援護及び輸送用で使われる模様だ。

AFP通信もタリバーンのアブトル・ハナンへマート広報局長の話として、15日夜(現地時間)と16日午前、カンダハルに対する米軍の攻撃の時、高空を低速で飛ぶ飛行機が目撃されたと、16日伝えた。

米国防総省幹部たちは「情報収集が進み、米軍のタリバーン兵力に対するより精巧な打撃が可能になった」とし、「AC130機を投入したのは、タリバーンの防空網が大きく弱まったことによる自信感の現れ」だの見方を語った。しかし米国防総省は、特殊部隊投入について直接的には確認しなかった。

▲炭そ菌恐怖拡散〓米国で初めて炭そ菌が発見されたフロリダ州ボカーラティンのタブロイド版新聞サン紙の職員エアネスト・ブランコ氏が炭そ病に感染したことが確認され、現在治療を受けていると、フロリダ州の保健官僚らが15日、明らかした。

また、ニューヨークにあるABC放送局の女性社員の息子、生後7ヵ月の赤子が炭そ素菌陽性反応を見せたと、米政府関係者が明らかにした。この赤子は放送局に来て、皮膚の傷を通じて炭そ菌に感染されたものと推定される。

これで米国では、死亡した1人を含め炭そ菌患者が3人となり、炭そ菌に感染または症状が表われた人は14名に増えた。

米連邦捜査局(FBI)は、炭そ菌胞子が発見されたボカーラティンの郵便局とニュージャージトレントンの郵便局など2個所を炭素菌配布の原点とみなし、ここを集中的に捜査しているとワシントンポスト紙が16日報じた。

サン紙に届けられた郵便物はボカーラティンの郵便局から発送され、トム・デシュル民主党上院院内総務とNBC放送局に送られた郵便物はトレンタンの郵便局から発送されていたことが確認された。

ロシアは15日、過去、冷戦時代に米国による生物化学兵器攻撃の備えて開発した炭そ菌ワクチンと関連技術を米国に提供する意向があると明かした。



韓起興 eligius@donga.com