Go to contents

「三星は確かに強豪だが、斗山の勢いも手ごわい」

「三星は確かに強豪だが、斗山の勢いも手ごわい」

Posted October. 19, 2001 09:14,   

한국어

三星と斗山が韓国シリーズチャンピオンの座を目指して対決する。20日、大邱(テグ)で始まる第1戦を控えて、殆どの野球専門家たちは三星の優勢を展望しながらも斗山の上昇ぶりも手ごわいと分析した。専門家の予想をキーワードで分析してみる。

▲アンパンマニム(韓国名:内室奥様の意味)〓ハ・イルソンKBS解説委員はキャッチャーの役割を勝負を決める重要な鍵と見ている。斗山がハナと現代を相次いで負かすことが出来たのはキャッチャーのホン・ソンフンの猛活躍に支えられたというのだ。ホン・ソンフンは投手リードや盗塁牽制などのような本業のみならず、試合毎に燃える闘志を見せてチームの雰囲気をリードした。1999年に斗山から三星にトレードされたジン・ガブヨン、LGから移籍したキム・ドンスと新世代キャッチャーであるホン・ソンフンの対決が見所だと指摘する。本紙の野球コラムニストホ・グヨンMBC解説委員は、右手小指に怪我をしたジン・ガブヨンが三星のアキレス腱になる可能性があると指摘した。

▲マウンド〓正規シーズン中、三星はイム・チャンヨン、ガルベス、ベ・ヨンスが頑張った先発投手陣が他の追従を許さないと言われた。やはり本紙の野球コラムニストであるイ・ヒョボンSBSスポーツ30解説委員は、韓国シリーズでも三星の超強力投手陣は依然威力的で、十分な休息により一層健康な肩を見せるものと予測した。また140kmを超えるボールを投げる投手がいない現代と違って三星には140km以上のスピードのボールを投げる投手が多くて、斗山の打者たちが攻略し難いものと展望した。それに比べて、斗山はク・ザウンやコールなどの先発投手陣の重量感が落ちるというのだ。ホ・グヨン氏は、ガルベスの訓練不足が心配されるが、ク・ザウンが先発に出て5回以上頑張ってくれれば中間とリリーフが強い斗山も大きな力を発揮できると展望した。

▲ジンクス〓三星は20年間韓国シリーズに6回も進出したものの優勝は一度も成し遂げられなかった。専門家たちは大規模な試合ほど弱い様子を見せる三星の「度胸無さ」にも注目している。京仁(キョンイン)放送のク・ギョンベク 解説委員は、「優勝メーカーと呼ばれるキム・ウンリョン監督を迎え入れた三星は今年こそ生まれ変わる」と述べた。大邱(デグ)にまつわる斗山のジンクスも興味深い。斗山は今年の正規シーズン中、大邱での遠征試合で6連敗を含め2勝8敗を記録した反面、ホームである蠶室(チャムシル)で行われた対三星戦では5勝4敗で5割以上の勝率を記録している。ハ・イルソン委員とク・ギョンベク委員は、斗山が大邱で行われる第1戦と第2戦で1勝1敗をすれば、その後5試合が行われる蠶室では、ホーム観衆から送られる熱い応援に力づけられて良い結果を得られるかも知れない、と一様に展望した。



金鍾錫 kjs0123@donga.com