Go to contents

野党「李容湖氏背後」説の与党議員名など公表、与党は強く反発

野党「李容湖氏背後」説の与党議員名など公表、与党は強く反発

Posted October. 20, 2001 09:56,   

한국어

野党ハンナラ党が19日、国会経済分野の対政府質問で「李容湖(イ・ヨンホ)ゲート」の核心人物は金大中(キム・デジュン)大統領の長男である民主党の金弘一(キム・ホンイル)議員、権魯甲(クォン・ノカプ)前最高議員、鄭学模(チョン・ハクモ)LGスポーツ団社長だと主張した。これに対して民主党は法的な対応をするとし、与野党が対決姿勢を強めている。

ハンナラ党の安鍫律(アン・キョンリュル)議員は、「李容湖ゲートの核心と思われる三人のK、K、J氏は金議員、権前最高議員、鄭社長だということは周知のところである」とし、「検察が同事件を李容湖と呂運桓(ヨ・ウンファン)だけで切り上げようとしているのは、事件の背景にこれら三人がいるためだという検察内部の批判がある」と述べた。

安議員は、また「鄭社長が金議員を後ろ盾に代理権力を行使し、各種の利権と人事に関わりながら人事請託に関する交通整理をしているといわれているが、事実か」と質問しながら、「鄭社長と金議員が光州(クァンジュ)のプラドホテルに宿泊する際、同ホテル社長の呂運桓と頻繁に同席したと聞いているが、この事実を確認してほしい」と要求した。

さらに安議員は、鄭社長が大邱(テグ)〜デドン間の高速道路の工事中に一部の区間をE建設に受注させ、またソウル外郭循環道路工事の一部の区間をE建設とJ産業に斡旋した後、その見返りとしてそれぞれ工事費の3%を受け取ることにしたという疑いが持たれている、として調査を促した。

同党の兪成根(ユ・ソングン)議員は対政府質問で、「鄭社長が8月4日金議員を遂行して、 済州道(チェジュド)で二泊三日間いた」としながら、こうした内容の捜査機関の情報報告書を公開した。

兪議員は続いて、「金泳三(キム・ヨンサム)前大統領の次男の金賢哲(キム・ヒョンチョル)氏も世間の疑惑を単純な説としたが、結局はすべて事実であることが明らかになった」としながら、「金前政権の時と同じ水準の特段の決断を大統領に建議する用意はあるのか、明らかにしろ」と質問した。

これを受けて、民主党の金弘一議員は「大学の先輩と後輩の関係にある鄭社長と済州道休暇の時に同行したことは事実だが、李容湖氏は知らない人で、李容湖事件とは関係ない」としながら、「安議員と兪議員に対して、法的に対応する」と語った。

権前最高議員側も「とんでもない話」だとし、法的対応を取る方針を明らかにした。鄭社長は「濡れ衣もいいところだ」として民事訴訟を検討すると述べた。

李漢東(イ・ハンドン)首相は答弁で、「(安議員と兪議員の質問内容は)初耳だ」としながら、「検察で一切の聖域なしに、捜査を進めているところだけに具体的な事実が確認されれば、身分とポストに関係なく法と原則に従って、厳しく処理する」とした。

一方、ハンナラ党の李在五(イ・ジェオ)院内総務は、「盆唐(ブンダン)炭川(タンチョン)地域を含めて、首都圏新都市地域4カ所と地方の中小都市3カ所の計7カ所で、用途変更を通じて、利ざやを儲けたという情報が入り、確認中」だと述べた。



宋寅壽 issong@donga.com