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金炳賢、優勝決定戦でも最高 米大リーグ

Posted October. 22, 2001 09:09,   

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金炳賢(キム・ビョンヒョン、22、アリゾナ・ダイヤモンドバックス)と日本で「大魔神」と呼ばれた佐々木住浩(33、シアトル・マリナーズ)、米プロ野球(MLB)大リーグを強打したいる両東洋人抑えの中、果たして誰が強いだろうか。

まず成績だけを見ると、佐々木が圧倒的だ。大リーグデビューの初年の昨年、37セーブに続き今シーズン45セーブでア・リーグの救援王になった彼は、日本で4年連続救援王となり、今はチーム同僚の鈴木一郎より先に5億円の最高年俸を獲得した。宣銅烈(ソン・ドンヨル、韓国野球委員会広報委員)が日本で一度も救援王にならなかったのも、佐々木の壁を乗り越えられなかったため。

一方、アマチュア時代の国家代表の経歴がすべての金は、入団3年目の今シーズン中盤になってようやく主戦の押さえとして選抜され、今年記録した18セーブが最高成績だ。

しかし、この金も今や佐々木にかなえるようになった。金は21日、適地のターナーフィルドで行われたアトランタ・ブレーブスとの米プロ野球ナ・リーグ優勝決定戦第4戦で2イニングの間、無安打無失点セーブを記録して11—4でチームを勝利に導いた。

点数差は7−3で大きかったが、アリゾナとしては逆転の危機を迎えた無死満塁で、金は登板した。すでに2回の登板で2と3分の1イニングを無失点で処理し実力を認められた金は、強打者のハビー・ロペスを2塁前の併殺打で、新人のトップ打者マーカス・ジャイルズを3塁直線打球で処理して簡単にイニングを終えた。ロペスの併殺打の時3塁走者がホームに入りスコアは7−4。

続いてアリゾナは9回表クレイグ・カウンセルの適時打とルイス・ゴンザレスの3点本塁打で4点を加えた。金は9回裏、フリオ・フランコ、チッパー・ジョーンズ、ブライアン・ジョーダンと続くアトランタの中心打線を三者凡退させ、自分の2番目のポストシーズンセーブを記録した。

これでアリゾナは先日の第3戦で カート・シリングの5−1完投勝ちに続き連勝を挙げ、3勝1敗を記録、念願のワールドシリーズ進出まで後1勝となった。金としては佐々木はもちろん東洋人投手の中、誰も踏んだことのないワールドシリーズのマウンドが目の前に迫ってきたのである。

一方、シアトルはこの日ヤンキース・スタジアムで開かれたニューヨーク・ヤンキースとのア・リーグ優勝決定戦第3戦でブレッド・ブーンが5打数3安打4打点の猛打を振るうなど、15安打を放ち14−3で大勝して2敗後の初勝利を手に入れた。日本人外野手のイチローはこの日も3打数1安打2得点でポストシーズン打率0.500に8試合連続安打行進を続けた。



張桓壽 zangpabo@donga.com