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公務員の「政界へのコネ作り」を厳しく取り締まる

公務員の「政界へのコネ作り」を厳しく取り締まる

Posted October. 23, 2001 10:06,   

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監査当局は最近、警察情報報告書類を野党に流出して政治波紋を起こすなど、一部の公務員による各種の機密流出をはじめ、政権後半期の「政界へのコネ作り」の現象が頻繁に発生すると見て、これに対する監察をさらに厳しくする方針であることが、22日分かった。

監査当局はまた、25日に3地域で行われる国会議員補欠選挙をはじめに、来年上半期の地方選挙と下半期の大統領選挙など選挙ムードが続く中、各種の公職紀綱を乱す事件が続出する可能性が高いと見て、検察、監査院、首相室を中心に取り締まりを強化する方針だという。

政府当局者は、「公務員に対する公職紀綱点検は、政府が持続的に推進してきたことだが、最近相次ぐ書類流出など紀綱を乱す事件が発生したことで、監察活動をさらに強化する方針」だと明らかにした。

しかし、同当局者は、「公務員の収賄や接待ゴルフ、高級クラブの出入りなどに対する取り締まりと違って、『政界へのコネ作り』などはその実態の糾明が困難であるばかりか、まかり間違えば、政治的な誤解や摩擦を呼び起こす可能性があるため、慎重に対処する」と述べた。

監査院は年内に公職紀綱監察に対する準備作業を終えた後、年末もしくは来年の初めから厳しい監察に取り掛かる方針の模様だ。



夫亨權 bookum90@donga.com