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補欠選挙、懸念される後遺症

Posted October. 26, 2001 09:40,   

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ソウル東大門(ドンデムン)乙区と九老(グロ)乙区、江陵(カンヌン)地区の3ヵ所における国会議員の遣り直し・補欠選挙が25日午前6時、163ヵ所の投票所で一斉にスタートし、無事終了した。

中央選挙管理委員会が午後3時までに集計した投票率によると、東大門乙41.1%、九老乙35.4%、江陵37.8%となり、九老乙と江陵の場合、98年と99年にそれぞれ行われた遣り直し・補欠選挙当時より投票率が多少下落した。

与野党は、来年の地方選挙と大統領選を控えて行われた今回の選挙結果が今後の政局と政治地図に大きな影響を及ぼすと見て、支持基盤と有権者たちの積極的な投票参加を呼びかけた。

与党民主党の田溶鶴(チョン・ヨンハク)スポークスマンは「国政の責任を担っている民主党を支持し、政局を安定させて経済回復に総力を尽くせるよう国民の皆さんの賢明な判断を期待する」として支持を訴えた。

野党ハンナラ党の権哲賢(クォン・チョルヒョン)スポークスマンも「今日の選挙は国会議員3名を選ぶという水準を越えて、現政権の失政を審判するためのもの」だとし、「貴重な一票をハンナラ党に入れるよう願う」と訴えた。今回の遣り直し・補欠選挙は過熱な様相を呈し、現在まで摘発された選挙法の違反行為は架空転入、饗応の提供などで75件にのぼっており、選挙後も少なからぬ後遺症を残すものと予想される。



尹永燦 yyc11@donga.com