ウィンドウズＸＰ効果、いかほどに

ウィンドウズＸＰが萎縮した情報技術（ＩＴ）市場のカンフル剤となるか。

２５日（米国時間）、マイクロソフト（ＭＳ）社がパソコン用新型基本ソフト（ＯＳ）「ウィンドウズＸＰ」を全世界で同時発売したことを受け、同製品がもたらす「ウィンドウズＸＰ効果」に関心が集まっている。

マイクロソフト韓国法人は、米国本社の公式発表に合わせ２６日、ソウル・ヒルトンホテルで「ウィンドウズＸＰハングル版」を発表し、大々的な新製品マーケティングを展開する計画。マイクロソフトは「ウィンドウズＸＰ」について「ウィンドウズ９５以降、もっとも革新的なＯＳだ」と宣伝している。

▲パソコン販売伸びるか〓パソコン業界は、「ウィンドウズＸＰ」の登場でもっとも大きな恩恵が予想される分野。「ウィンドウズＸＰ」のためには、少なくともペンティアムⅢ３００ＭＨｚのＣＰＵと１２８ｍｂ容量のメモリーを持つＰＣが必要なため。

マイクロソフト韓国法人クォン・チャン部長は「韓国の場合、ウィンドウズＸＰの発表時点が２年前に出たインターネットパソコンの買い替え時期と相まって、パソコン需要の促進が予想される」と話している。

▲半導体景気の転換点と重なるか〓ウィンドウズＸＰの発売は、マイクロプロセッサーやメモリーなど半導体市場にも起爆剤となると予想される。ウィンドウズＸＰの登場でメモリー需要が急増すれば、半導体産業は大きな転換点を迎えることができる。グッドモーニング証券のチョ・ヨンフン首席研究員は「ウィンドウズＸＰの波及効果は６〜９カ月後に現れるだろう」と語る。

▲ＸＰの主な特徴〓主要な特徴は△向上したシステムの安定性△見やすく操作しやすい利用者環境△ファイヤーウォールなど強化されたセキュリティー△遠隔地からのトラブル対応、外部からのパソコン操作、システム自動復元、インターネット電話などが可能な点だ。インターネット電話や画像会議、ホームページ製作機能なども内臓している。価格は個人向け通常版が２７万ウォン、アップグレード版は１４万ウォン。

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