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与党内グループ、次期大統領選向けた各候補陣営の派閥づくりを警戒

与党内グループ、次期大統領選向けた各候補陣営の派閥づくりを警戒

Posted October. 29, 2001 08:56,   

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与党民主党の現役議員63人からなる「中道改革フォーラム」が、来年の党大会を目指して党内の各予備候補陣営による代議員の派閥づくりを非難し、これを阻止するための実務指針を会員らに配っていたことが明らかになった。しかし、中道改革フォーラムのこうした動きに対する党内の各予備走者陣営の反発も少なくなく、波紋が広がりそうだ。

本紙が28日単独で入手した「中道改革フォーラム会員の結束および組織強化方策」というフォーラムの内部文書は、ひとまず「秋夕(チュソク、旧盆)を控えて大統領選挙候補らが贈物を送るなどの行為が限度を超えて行われている」としたうえで、「特定候補らが派閥を組織し、各派の要員らを通じて地区党委員長には知らせずに進められているケースが数え切れないほどだ」と指摘した。

同文書は、また「院外委員長らが組織を掌握できていないなか、代議員らが金品と饗応などで買収されれば、地区党が四分五裂し来年の大統領選での敗北は必至だ」とし、懸念の意を示している。

同文書は、さらに「大統領選挙候補らによる代議員への個別接近および金品・饗応提供による買収行為が今後強化されるだろう」と見通したうえで、「別の組織を作って特定候補へのコネづくりに出る党事務局員らを根絶し、地区党の補佐官・事務局長・組織局長の権限を強化し代議員らへの管理を行うようにすることによって、各候補陣営の接近を防ぐべき」だという内容を盛り込んだ対応策を提示している。



yyc11@donga.com