姉(アニカ)は日本で笑い、妹(シャロタ)は韓国で歓声を上げた。
28日、日本の千葉県成田市の総成CC(パー72)で行われた米LPGAツアーのシスコ・ワールドレディース・マッチプレー・チャンピオンシップ(賞金総額96万ドル)の決勝戦。
朴セリ(24・三星電子)がアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)に惜しくも逆転負けし「トリプルクラウン(多勝王、賞金王、今年の選手)」達成の機会を逃してしまった。
朴セリは6番ホールまでアニカ・ソレンスタムに何と4ホールの差を付け、楽勝が予想された。しかし、油断したせいか、8番ホールから連続で4ホールを落とし同点を許した朴は、最後のパー5ホールの15番ホールでドライバーティーシャットが木の下に落ちてしまい、パーにとどまり、このホールでバーディーを奪ったアニカ・ソレンスタムに1ホールの差で逆転負けした。
朴セリは残りの三つのホールで全力を尽くしたが、落ち着いたプレーを見せたソレンスタムに追いつけず、結局惜しくも1ホールの差で敗北を喫した。
これで、アニカ・ソレンスタムはシーズン7勝を挙げ、朴セリ(5勝)を2勝差で振り切った。
また、賞金ランキングと今年の選手の部門ではそれぞれ20万ドル余りと70点余りの差で朴との格差をさらに広げ、「トリプルクラウン」を事実上確定した。
一方、妹のシャロタ・ソレンスタムは済州島(チェジュド)のピンクスGCで行われた第3回現代証券女子オープン(賞金総額3億ウォン)最終3ラウンドで大会2連敗を狙う金美賢(キム・ミヒョン、KTF)の最後の追い上げを3打差で振り切って3アンダー、213打で優勝した。
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