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「アフガンの惨状を知ってもらうために参加した」

「アフガンの惨状を知ってもらうために参加した」

Posted October. 31, 2001 09:39,   

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「我々は今、タリバーンと米国の空爆という二重苦に苦しめられている」。

24日からイランの首都テヘランで開かれている「イスラム女性体育大会」に参加したアフガニスタン出身のナジー・アフザーリラ(27)さんは29日、AFP通信との記者会見で「タリバーンと米国のいずれも女性と子供など誣告な市民を殺害している」と泣き声で話した。

「イスラム女性体育大会」はイスラム女性の地位向上に向けて設立されたもので、今年が3回目。イスラム圏のほかに、インド、英国など全世界に滞在しているイスラム女性が参加しており、今年は27カ国から参加した。

テグォンドー、陸上、バレーボール、バドミントン、射撃、チェスなどの種目に48人が参加したアフガン代表チームは反軍の北部同盟の支援を受け、執権タリバーンの監視網を潜り抜けて参加した。タリバーンは女性のスポーツを認めていない。アフガン代表チームのナスリン・アルバブザテ団長は「タリバーンが統治しているアフガンの惨状を全世界に知らせる一方、アフガン女性の社会的な地位を向上させるため、この大会に参加した」とし、「ブルカを被って数ヵ月間、いろんな都市を歩き回りながら選手を選んだ」と述べた。24日の開幕式で主催側はアフガン住民らを哀悼の意を表明するため、スタジアムの電気を一時消していた。他国の一部の選手らも黒い服装でロウソクを手に持って入場しアフガン選手を感動させた。



orionha@donga.com