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輸出、8ヵ月連続で下り坂

Posted November. 02, 2001 09:34,   

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輸出が8ヵ月連続で減少を続け、今後の景気見通しはさらに不透明になりそうだ。

今月1日、産業資源部(産資部)が発表した「10月輸出入実績」(通関基準)によれば10月の輸出は123億1000万ドルと、前年同月比19.3%(約29億ドル)減少した。輸出の減少幅は7月マイナス21.0%と最悪を記録して以来、8、9月には多少伸び悩んだものの、10月に入って再び拡大している。

産資部は秋夕(チュソク、旧盆)休みによる操業日数の短縮が、少なくとも6億ドル以上の輸出減少要因として働いたと分析した。輸入についても前年同月比18.0%(約25億ドル)減少した115億6800万ドルと暫定集計された。10月中の貿易収支は7億4200万ドルの黒字となった。特に米同時テロと報復攻撃による影響が出始め、米中東向けの輸出が前年同期比それぞれ32.4%、16.4%減っている。半導体は60%も減少しており、コンピューターは22%減った。

産資部の金七斗(キム・チルトゥ)貿易投資室長は「旧お盆休みと米同時テロの影響を考えれば、当初の懸念より減少幅が大きくはない」とし、「数字では来年2・4半期頃になると、輸出増減率がプラスに転じる」と見込んだ。

1〜10月累計輸出実績は1265億ドルと、前年同期より11.1%減、輸入累計は1182億ドルと11.2%減となった。貿易収支は83億ドルの黒字を記録した。



ysshin@donga.com