政府は早ければ来年から、13才以下の児童が車の助手席に乗る場合、必ずチャイルドシート等安全装置着用を義務付け、自転車に乗る時もヘルメット着用を義務付けた。
国務総理室安全管理改善企画団は2日、子供10万人当たり5.8人にのぼる児童交通事故死亡者を2006年まで先進国並みの3人に下げるという目標の下、このような内容を骨子とする児童交通安全総合対策を発表した。
現在は6才未満の幼児が車に同乗する際、前後座席関係なく安全装置(チャイルドシート)を必ず着用するようにしている。
企画団の関係者は「先進国の場合、車両搭乗の全幼児児童は安全装置を着用するようになっているが、まず、助手席に限り全幼児児童が安全装置を着けるよう道路交通法等関連法の改定を推進することにした。」と語った。
政府は児童安全装置普及のため自動車会社で安全装置を制作して普及することにし、地方自治団体でこれをレンタルする案も進めることにした。
政府はまた、交通安全教育を受けた人のみが通学バースを運行できるようにし、教師等保護者の搭乗を義務付けるようにした。幼稚園及び小学校教育課程で交通安全教育内容を反映するようする方針だ。
政府はまた、主に登校時間帯に行われるPTA等の交通指導活動を下校時間帯にまで拡大させ、一定範囲内での交通管理役割及び権限を与えるようにした。
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