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預保、前高合会長ら32人を「資金流用」で4118億ウォン損害賠償訴訟

預保、前高合会長ら32人を「資金流用」で4118億ウォン損害賠償訴訟

Posted November. 09, 2001 10:00,   

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預金保険公社(預保)は8日、海外逃避中の大宇(デウ)グループの金宇中(キム・ウジュン)前会長が国内外に1400億ウォン相当の財産を隠しているとして、隠匿財産に対して債券保全措置を取ったことを明らかにした。

預保はまた高合(ゴハプ)グループの張致赫(チャン・チヒョク)前会長をはじめ(株)高合の前・現職の役職員32人が、資金流用などで債権金融機関と高合に4118億ウォンの損害を与えたことが明らかになり、張前会長などに対して損害賠償請求訴訟を起こすと発表した。

預保が経営破たんした企業の大株主と経営者の隠匿財産を調査し、損害賠償を請求するのは初めて。

預保の金千洙(キム・チョンス)理事は、「金前会長に対しては年末まで調査を完了し、隠匿財産を全額没収する」とし、「張前会長と高合の前・現職の役職人32人には債権金融機関を通じて損害賠償請求訴訟を提起し、会社の公金4億ウォンを横領した職員を検察に告発する」と明らかにした。

預保の発表によると、金前会長が隠匿した財産は△99年6月英国ロンドンの資金管理組織であるBFCから横領し大宇情報システムを引き受けた資金4430万ドル△妻と二人の息子名義の京畿道抱川郡(キョンギド・ポチョングン)にあるアドニスゴルフ場の持分81.4%(推定時価172億ウォン)△息子名義のソウル瑞草区方背洞(ソチョグ・パンベドン)の土地と娘名義の梨樹(イス)化学の株式22万5000株などだ。

しかし、これに対して金前会長側は、代理人の石鎭康(ソク・チンガン)弁護士を通じて△方背洞の土地とアドニスゴルフ場は、贈与過程に対する裁判手続きを経なければならないのに一方的に隠匿財産と決めつけられた△化学の持分は約10年前、娘の結婚に際して合法的に贈与した、などの理由をあげ「新しくもない事実を無分別に膨らませて恥をかかせようとしている」と主張した。

高合は、架空の財務諸表を作成して社債を不法に発行することで、会社に2320億ウォン、債権金融機関に1798億ウォンなど、計4118億ウォンの損失を与えたと、預保は発表した。張前会長は、会社の公金30億ウォンを個人的な使途で使うために流用し、妻と娘名義の林野を買い取った例もあったと預保は付け加えた。



hcs@donga.com