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多国籍軍9カ国で5万人出征準備

Posted November. 09, 2001 10:00,   

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ドイツ、フランス、イタリアなどの西洋各国が次々とアフガニスタンとの戦争に派兵することを宣言したことから、米国が主導しているタリバーン攻撃陣営が多国籍軍の威容を示すことになった。

当初、今回の戦争に派兵意思を明かした国は40カ国にのぼったものの、開戦後一ヵ月が経った現在まで英国を除き、実際に詳細な派兵計画を表明した国はほとんどなかった。これを受けて、米軍3万人を含め派兵計画が確定された国は9カ国で総5万人余りになるものとみられる。

ブッシュ米大統領とブレア英首相は7日、ホワイトハウスで行った共同記者会見で「いくら時間が掛かってもテロ戦争で必ず勝利する」と強調した。

ブッシュ大統領はブレア首相と開戦以降、二回目の会同で、△対アフガニスタン軍事作戦△人道的な支援△アフガニスタンの新政権樹立問題などをめぐって広範囲に話し合った後、「タリバーンの防衛網が崩れているのは遅いけど、確かである」と強く話した。

ブレア首相も今回の軍事作戦の目標について「オサマ・ビンラディン氏とそのテロ組織のアル・カエダを粉砕し、タリバーンを追い出してから広範囲な支持を受ける新政府に変えることだ」と述べた。

パウエル米国務長官もワシントンでクウェートの首相と会同後、共同記者会見で「ビンラディン氏とアル・カエダを根を絶った後には、テロ戦争が全世界におけるテロ組織の粉砕へと拡大される」とし、「イラクがテロ戦争の標的になる可能性もある」と改めて警告した。

一方、米国は7日、北部の戦略要衝の地であるマジャルイシャリフ周辺の戦線について空爆を敢行し、この地域のタリバーンのクルガライ司令官とパキスタン出身の民兵隊員48人が死亡したと、英国のBBCテレビが報じた。



lailai@donga.com