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プロバスケット、大型新人

Posted November. 11, 2001 22:02,   

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2001〜2002シーズンプロバスケットボールに初登場した新人は計19人。しかし、全員を注目するまでもない。3人見れば十分だからだ。

仲良くドラフト1、2、3位で選ばれたソン・ヨンジン(LGセイカーズ)とチョン・ヒョンス(コリアテンダー・プルミ)、キム・スンヒョン(東洋(トンヤン)オリオンズ)がその主人公だ。3人の活躍で9日現在、昨シーズン2位だったLGは3連勝で1位になり、最下位と8位だった東洋とコリアテンダーも共同2位に踊り出た。

早くもコートを我が物としたソンは、歴代新人王のうち最高の攻撃力を見せたイ・ギュソプ(三星(サムスン)サンダーズ)と比べられる。ポジション(フォワード)が同じで身長(1.98m)まで同じだからだ。開幕前までは、専門家らは「ソンをイ・ギュソプと比較するなんて」と考えていた。しかしソンは、LGのユニフォームを着てからというもの中央大時代の恩師キム・テファン監督に会い「第2の変身」を遂げるのに成功した。7日開かれたSKナイツ戦で「守備の達人」ロデリック・ハニバルの集中的な牽制とゴール下を守るソ・ジャンフンの壁を突き破り30余分の間に25点を入れたのは、ソンがもはや新人ではないということをはっきりと示した。

最近の3試合で平均20.3点(3リバウンド、3.3アシスト)。イ・ギュソプが昨シーズン達成した平均12.7点の約2倍だ。また、大学時代ゴール下中心だったプレーから今はゴール下と外郭にまで範囲を広げ、ゴール下突破と外郭シュート、守備に至るまで文句の付け所がないという評価を得た。

ソンは「始めは相手選手が見えないくらい緊張したが、プレッシャーを感じないように努めたら、試合の流れがある程度分かる気がしてきた」と話した。

8日、三星サンダーズで「包帯の闘魂」でチームの勝利を導いたキム・スンヒョンは、次世代最高のポイントガードと評されるチュ・ヒジョン(三星)に匹敵するという評価だ。キムはこの日、2クォーターでマクレリーと衝突し右目の周りを負傷したが、会場近くの病院で治療を受け包帯を巻いたままコートに戻り、チームをひとつにまとめ勝利を導いた。1m78、74kgとチュより小柄だが、しっかりした性格に速いドリブルとパスで1試合平均6.7本のアシスト(11.3点、3リバウンド)を成功させ、チームのムードを一変させた。

ポイントガードとシューティングガードを兼ねるチョン・ヒョンスは、シューティングが正確で1試合当たり平均17点(3.3アシスト)を入れ、すっかりチームの得点源となった。



hyangsan@donga.com