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南北閣僚級会談、難航

Posted November. 12, 2001 09:57,   

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韓国と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は、第6回閣僚級会談3日目の11日晩遅くまで会談最大のネックである「非常警戒態勢」の解除問題をめぐり歩み寄ることができず、難航した。

南北双方は10日、首席代表協議を開いたのに次ぎ、この日は実務代表協議を持ち、第5回閣僚級会談の合意事項の日程再調整について話し合ったが、北朝鮮側は非常警戒態勢の解除を会談の先決条件にするのにこだわった。

南側は、実務協議を通して11月下旬に第4回離散家族訪問団を交換し、早期に第4回赤十字会談を開催した上で第7回閣僚級会談を12月にソウルで開催することを提案したが、北側はこれを受け入れなかったとされる。

南側会談関係者は「北側が非常警戒措置の解除を再三要求したことで会談は進展のない状態が続いている。しかし、実務協議で同問題について互いに了解する線で決着が付けば、全体会議を開き共同コミュニケの作成作業に取り掛かれる」と話し、会談が劇的に妥結する可能性を排除していない。

韓国側代表団は12日午前9時、金剛(クムガン)山観光船「雪峰(ソルボン)号」で北朝鮮の長箭(チャンジョン)港を出港し、ソウルに戻る予定。



spear@donga.com