ブッシュ米大統領とプーチンロシア大統領は１３日と１５日の両日間、米ワシントンとテキサス州で２度に渡る首脳会談を行い、弾道弾迎撃ミサイル（ＡＢＭ）制限条約をはじめとする軍縮問題を協議する。
プーチン大統領は訪米に先立ち、モスクワで米国の記者団に「両国間の争点懸案についての折衝案を摸索できると楽観している」とし、「７２年に締結されたＡＢＭ制限条約の見直しと両国間に相当規模の核兵器削減問題で進展があるだろう」と述べたと、米ワシントンポスト紙が１１日報じた。
プーチン大統領は特に、ブッシュ大統領がミサイル防衛（ＭＤ）体制構築のための実験を実施できるよう、ＡＢＭ制限条約の一部を変更する用意があると話したと同紙は報じた。
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