Go to contents

OPEC「条件付で150万バレル減産」

OPEC「条件付で150万バレル減産」

Posted November. 16, 2001 09:46,   

한국어

石油輸出国機構(OPEC)は来年1月から非加盟国の協力を前提に、加盟国で生産枠を日量150バレル削減する内容の条件付の減産意思を明らかにした。

アリ・ロドリゲスOPEC事務総長は、14日オーストリア・ウィーンで開かれたOPEC石油担当相会議後の記者会見で、「今回の合意は少なくとも非OPEC加盟国の日量50万バレル減産を前提とする」と述べた。

非OPEC加盟国は今まで日量約17万5000バレルの減産を約束した状態だ。ロシアは3万バレルの減産のみを提案し、メキシコとオーマンも減産に参加することにしたが、ノルウェーは「国益への影響が深刻な場合にのみ」削減するとしている。

これに対して、アティヤ・カタール石油相は「OPEC域内外の産油国が協力しない場合、すべてを失いかねない」とし、「第2の原油価格戦争」の可能性を警告した。

一方、国際原油価格はOPECの減産合意が条件付ということに影響され、値下がりした。

北海ブレント原油の12月引渡分は14日、1バレル=1.78ドル値下がりした19.03ドルとなり、WTI(ウェスト・テキサス・インターミディエート)原油の先物も19.90ドルと、1.77ドル下落した。反面、OPECバスケット原油は13日の前日より12セント値上がりした19.23ドルとなった。

OPEC次期総会は来年3月12日に開かれる。



金正眼 credo@donga.com