成人の家出者4人に1人は主婦であることが分かった。
警察庁は7月から4カ月間警察に届け出された家出者を分析した結果、20歳以上の成人家出者1万5503人のうち、3888人(25.1%)が主婦で、成人女性家出者のうち、主婦が占める割合は41.2%となっていると21日発表した。
家出者を職業別に分類すると、主婦の家出のケースは無職(4741人)に次いで、2番目。この数値がここ4カ月間の資料だということを考慮すると、一月に約1000人の主婦が家庭を見捨てることになる。
家出した主婦を年齢別に見ると、30〜34歳が221人で最も多く、35〜39歳と40〜44歳がそれぞれ191人と163人で後を継いだ。
一方、成人家出者の家出動機としては、家庭の確執など家庭問題が5228人(33.7%)で最も多かった。景気低迷による失業のために、家出をした成人も371人もいた。
李勳 dreamland@donga.com