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与野党トップ会談、来月中旬ころ実現か

Posted November. 22, 2001 09:54,   

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ハンナラ党の李会昌(イ・フェチャン)総裁が、21日、金大中(キム・デジュン)大統領とのトップ会談を受け入れる意思を表明したことを受けて、大統領府と民主党が肯定的な反応を見せており、来月中旬頃には与野党のトップ会談が実現するものと見られる。

李総裁は、この日の午前、ロシア、フィンランド訪問のために出国する前に、仁川(インチョン)空港で開かれた記者懇談会で「政局を安定させて国政運営の糸口をつかめるために、必要ならば金大統領と会って懸案課題を論議する意思がある」と述べた。

李総裁は、会談の時期については「具体的に考えたことはない」と述べたものの、李総裁が29日頃帰国する上に、金大統領も来月2日から12日にかけてヨーロッパ議会を歴訪する計画なので、会談は来月の中旬頃開かれる可能性が高い。大統領府はすでに、金大統領が与党総裁職を辞退した直後「出国する前にでもトップ会談を開きたい」という意思を伝えたという。

金大統領と李総裁のトップ会談が実現すれば、1998年11月19日以降9回目の会談になり、金大統領が総裁職を辞めた以降の初めての会談になる。

李総裁は記者懇談会で、辛建(シン・ゴン)国家情報院長と愼承男検察総長の進退について、「責任問題が取り上げられている方々は、責任ある行動を通じて責任を果たしてほしい」とし「弾劾訴追は憲法上認められた最後の責任追及手続きであるだけに、こんな不幸な事態が発生しないよう望む」と述べ、金大統領の決断を促した。

李総裁は、また「人的刷新を通じて国政を安定させ不正腐敗を追放する一方、政治的な利害関係に偏らずに国政にだけ専念できる中立内閣を構成し、来年に予定されている両選挙を公正かつ中立的に行うことが核心」だと語った。

一方、民主党の李ナグ淵(イ・ナグヨン)スポークスマンは「李総裁が、政局を安定させて国政運営の糸口をつかめるために、いつでも金大統領と会談を持つ意思があると表明したことを歓迎する」とし、「早く会談が開かれて、大統領が民主党総裁職を辞退した後の国政運営のために大きな枠組みについて協議され、最近提起されている諸問題も合理的に解決できることを期待する」と述べた。



鄭然旭 jyw11@donga.com