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「似非失業者」が増えている

Posted November. 23, 2001 10:33,   

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実際は仕事をしているが、この事実を隠したまま政府から失業給与を受けている「ニセ失業者」が増えている。

22日労働部によると、今年に入り10月末まで、仕事を持っていながら失業給与を受け続け摘発された人は3651人で、昨年同期の3252人より増えていることが分かった。

誤って支給された失業給与は、98年以降、毎年10億ウォン台を超え続けており、摘発された不正受給者も毎年3000人を上回っていた。

これにより、96年以降今年の10月まで、誤って支給された失業給与は、合せて76億ウォン余りに上る。

ニセ失業者の中には、再就職していることを隠したまま、引続き失業給与を受取っていたり、自発的に退社しているにもかかわらず「解雇」や「リストラ」で失業者になったと申込んでいるケースも少なくないことが分かった。

労働部は、こうしたニセ失業給与受領者をなくすため、国税庁から1ヵ月ごとに所得税納付資料を取寄せ、失業給与受領者と一々対照してはいるものの、失業給与の支給から摘発までの間に1ヵ月という時差があることから、抜本的な対策にはなり得ないとの指摘もある。



異鎭 leej@donga.com