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「タリバーンが北部同盟に投降で合意」 北部同盟司令官が明かす

「タリバーンが北部同盟に投降で合意」 北部同盟司令官が明かす

Posted November. 23, 2001 10:33,   

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アフガニスタン南部の主力軍と離れ、北部クンドゥズに取残されてから1週間にわたって抵抗を続けているタリバーン部隊のほとんどの兵士が投降することにしたと北部同盟司令官が22日、明らかにした。

タリバーン側と降伏条件をめぐって交渉を続けてきた北部同盟のサフダル司令官は「タリバーンのファイザル国防次官と我々の間で昨日夜、合意が成立した」とし、「タリバーン軍の97%が投降する考えを持っており、我々はともかく今日中にクンドゥズに入城する計画だ」と述べた。

クンドゥズにはパキスタンなど他国からきたイスラム教徒義勇兵を含め3000〜6000人の兵士が残っているとされており、外国義勇兵は安全な道を通じてパキスタンへ行けるよう要請している、とニューヨーク・タイムズ紙が22日報じた。

米軍戦闘機はこの日もタリバーンとアル・カエダの所在地として推定されるアフガン南部地域の地下トンネルに空爆を続けており、数百人の米軍特殊部隊要員はビンラディン氏の所在を追跡している。米海軍の艦艇もビンラディン氏の脱出路を封鎖するため、パキスタンを出港する商船を一隻ずつ綿密に検査するなど、大々的な検問捜を繰り広げている。

ラムズフェルド米国防長官はこの日、「ビンラディン氏が捉えるより射殺される方がましだ」と話しており、ビンラディン氏は米軍に捉まれる危険に直面したら、自分を殺すよう側近らに命令したとサウジアラビアの日刊紙「アル・ワタン」が報じた。

米国務省のバウチャー・スポークスマンは世界各国と国際機構が同参する「アフガニスタンの再建100日プロジェクト」が近く始まると明かした。この再建計画には今後10年間にわたって約100億ドルが投入される予定。

一方、アフガンで取材している外国記者3人がまた殺害されたとイラン国営ラジオ放送が22日、報じた。これによると、21日、ジャララーバドとカブールを結ぶ道路で殺害され、誰が、なぜ、殺害したのかはまだ分かってない。



李基洪 sechepa@donga.com