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ウッズ、「星の上に輝く星」に

Posted November. 23, 2001 10:33,   

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「彼は次元の異なるゴルフをする。それは、私がまだ到達していないレベルだ。」

今季4大メジャー大会のチャンピオン同士の対決である2001年グランドスラム大会(賞金総額100万ドル)でコースレコードと通算スコアの大会新記録を同時に樹立し、4連覇を達成したタイガー・ウッズ(米国)について、3打差で2位となったデイビッド・トムズ(米国)は、このように述べた。

22日、ハワイ・ポイプベイビーチGC(パー72)で開かれた最終第2ラウンド6番ホール(パー5・573ヤード)。ドライバーショットを320ヤード飛ばした今年マスターズ大会チャンピオンのウッズは、アイアン6番で打ったセカンドショットで実に252ヤードを飛ばした後、1m50のバーディーパッティトを成功させ、単独首位につく怪力を見せつけた。今年PGAチャンピオンシップ覇者のトムズの口から嘆声を出させたまさにそのホールであり、この日のゲームのハイライトだった。

第1ラウンドで5アンダーパー67打をマークし、今年の全米オープンチャンピオンとなったラティフ・グーセン(南ア)に1打及ばなかったウッズは、この日はプライドをかけた集中力を見せた。2番と4番ホールで9m距離のバーディーパットを相次いで成功させるなど、7番ホールまで5バーディーを奪い、機先を制した。

調子が思わしくなかったウッズは、その後、拮抗していたトムズが16番ホールでボギーを犯してつまずくと、17番ホールバーディーで2打差を開けた後、18番ホールもバーディーで飾った。

結局ウッズはこの日、7バーディーも奪う完璧なショットを駆使し、7アンダーパー65で回り、通算12アンダーパー132打でトムズを3打差で抑えた。優勝賞金40万ドル。準優勝の賞金との差は実に15万ドル。

これでウッズは98年から4年連続同大会のトップに立ち「ホワイト・シャーク」の異名を持つグレッグ・ノーマン(豪)との大会最多賞タイ記録を更新し、97年アニー・エルス(南ア)が打ち立てた大会最低打記録(133打)も1打差で塗り替えた。

一方、初日66打で首位に立っていたグーセンは、後半9つのホールで4ボギーを犯し、1アンダーパー71打に終わり3位(7アンダーパー137打)に止まった。また、今年の全英オープンチャンピオン、デイビッド・デュバル(米)はこの日もイーブンパーで振るわず、最下位(4オーバーパー148打)となった。グーセンとデュバルはそれぞれ20万ドルと15万ドルの賞金を手にした。



安永植 ysahn@donga.com