株価、年中最高値の６４５記録

総合株価指数が年中最高値を更新して、６４０台に急騰した。

２３日、株価指数は年中最高値を記録した５月２９日の６３２．０５ポイントを突破、前日比２０．６２ポイント上げた６４５．１８ポイントで取引を終えた。

終値基準では去年９月１４日の６５０．１４以来、１４ヵ月ぶりの最高値となる。

韓国店頭株式市場（コスタック）もなかなか突破できなかった７０ポイント台を３ヵ月あまりで上回り、７０．６２で取引された。

顧客預託金は前日比２０７４億ウォン増の９兆５５１５億ウォンとなり、去年７月末以降最も多かった。

この日の株価急騰は１３００億ウォン相当を買い越した外国人投資家の買いムードに、機関投資家も８００億ウォンの買い越しで加わったことによるもの。外国人と機関はコスタック市場でも買い越しを強めた。

株式専門家らは６３０ポイントの大台を突破したことは、第３四半期の経済成長率が予想を上回るなど、景気が底を打ったという認識が広がっているからだと分析している。

ＬＧ投資証券のファン・チァンジュン投資戦略チーム長は「国内総生産（ＧＤＰ）成長率が予想を上回ったほか、米国でも各種経済指標が消費マインドの好転を示すなど、マクロの条件が大きく改善した」と語った。

この外、外国人投資家の間で韓国株式市場がアジアの諸外国に比べて過小評価されているとの認識が広がりつつあり、顧客預託金が持続的に増えている点も好材料として挙げられている。

同日、取引所では株式市場の活況による利益が予想される証券銘柄が最も注目を集め、証券業種の指数が８％以上上昇した。

琴東根 gold@donga.com