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ノルウェーの減産決定で原油価格が急反発

ノルウェーの減産決定で原油価格が急反発

Posted November. 24, 2001 12:23,   

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9月11日米国を襲った同時テロ以来急落していた原油価格が22日、世界第3位の産油国ノルウェーが石油輸出国機構(OPEC)と減産を通じた原油価格の押し上げに合意したことを受け急騰に反転、1バレル当たり20ドル台を突破した。

ノルウェーのスティンスナエス石油・エネルギー相はこの日「ノルウェーは生産量を一日10万〜20万バレル減産する用意がある」としながら、しかしこの約束はOPEC加盟国と非加盟国が一様に減産する場合に限ると付言した。

同エネルギー相の発言で、ロンドン国際石油取引所では来年1月引渡し分のブレント油価格が午後2時50分現在前日より1バレル当たり1.27ドル増の20.00ドルとなり、この日の最安値18.70ドルを大きく下回った。

ノルウェーの減産決定で、OPECの非加盟産油国らの減産をめぐる対立で解消への道筋ができた形だが、これにより先週象徴的水準に過ぎなかった日量3万バレル減産を発表しOPEC石油相らを激怒させた世界第2位の産油国ロシアの決定が注目されると、英ファイナンシャル・タイムズ紙は報じた。

OPECの150万バレル減産計画とノルウェーの10万〜20万バレル減産計画は、いずれもロシアの減産を前提にしている。