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世界の耳目がコリアに 02年W杯組抽選会

世界の耳目がコリアに 02年W杯組抽選会

Posted November. 28, 2001 09:53,   

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来月1日、釜山(プサン)展示コンベンションセンター(BEXCO)で開かれるサッカーの2002年ワールドカップ(W杯)大会本大会の組み合わせ抽選会は全世界の10億人以上の耳目を集めると予想される。

韓国ワールドカップ組織委員会(KOWOC)は27日「今回のイベントは世界のサッカー界の主要人物と国内外の記者団ら3500人が出席し、50余カ国に生中継される」と発表した。

これを受け、同組織委員会は歴代の行事と異なり、組み合わせ抽選の合間に公演プログラムをもうけ、今回のイベントを絶好の「韓国セールズ」のチャンスにする計画だ。

まず、ギリシャ出身のヴァンゲリスが作曲したワールドカップ公式テーマ曲が釜山と蔚山(ウルサン)市立合唱団の共演で披露され、グレン・バラードが作曲した2002年W杯オフィシャルソング「ブーム(Boom)」を米国のポップシンガーアナスターシャが歌い終わった後、韓国のお祭り舞台となる。

メトロポリタンオペラ団のプリマドンナとして活動中のソプラノ歌手洪惠敬(ホン・ヘギョン)がグノーのオペラ「ロミオとジュリエット」の「ジュリエットワルツ」をオーケストラとの共演で歌い、韓国の伝統芸能としてはキム・ベッポンが振付けしたチャンゴ(韓国の太鼓)踊り「Beautiful Korea」も披露される。また、パンソリ名人趙相賢(チョ・サンヒョン)は、パンソリの「沈清歌」の「舟歌」の一節を歌い、ポップ歌手ユ・スンジュンも自身のヒット曲で盛り上げる。

28日開幕する広報館も、白南準(ペク・ナムジュン)のアートビデオ「ワールドカップの栄光」、韓国伝統工房、ロボットサッカーなど多彩なアトラクションで客を迎える。

イベントのハイライトである本大会組み合わせ抽選の手順と抽選者は、28日釜山で開かれる国際サッカー連盟(FIFA)ワールドカップ組織委員会で最終決定される。

32カ国の運命を決定する12人の組み合わせ抽選者としては、今のところ、ペレ、ヨハン・クライフ、洪明甫(ホン・ミョンボ)、井原正巳らが決まっているが、残りの7人はベールに覆われたままだ。

シード権の配分と関連しては、前大会優勝チームのフランスがA組、韓国と日本がそれぞれD組とH組の1番シードを獲得している中、ブラジル、アルゼンチン、イタリア、ドイツ、イングランドなどが残りの5組のトップシードを争っているが、大陸別シード分配を主張する声も出ていることから、ぎりぎりまで話し合いを繰り返している。



梁鍾久 swon@donga.com