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「GM年内買収」難航

Posted November. 28, 2001 09:53,   

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大宇(テウ)自動車労組が「雇用と労組承継」を団体協約に盛り込むよう要求し、大宇自動車労組の団体交渉が停滞している。

大宇自動車を買収する米ゼネラスモータース(GM)と大宇自動車の経営人は、労組のこのような主張に否定的な反応を示しており、当初予定された12月15日以前の本契約締結は成立しない可能性が慎重に提起されている。

また、賃金及び団体交渉を進めている現代(ヒョンデ)自動車労組も最近、争議発生を決意しており、続いて28日のスト突入に対する組合員の賛否を問う投票を実施する予定で、その結果が注目される。

27日、業界と金融界によると、大宇自動車労使は23日まで5回にわたる団体交渉を行ったが、双方が合意点を見出せず12月3日まで交渉を中断した。

大宇自動車労組のチェ・ジョンハクスポークスマンは「今まで労組は1750人の整理解雇と5000人余りの自主退職など譲歩するだけ譲歩した」とし、「雇用承継と労組承継は絶対譲れないもので、接点が見つけられなかったら、交渉は決裂するしかない」と話している。

大宇自動車関係者は「来月4日、6回目の交渉を再開する」とし、「雇用及び労組の完全な承継はGM側が現実的に受け入れられない内容となっている」と語っている。

GM側は債権団と結んだ了解覚書において、大宇自動車団体協約の中から経営・人事権を侵害する文案を削除することを本契約締結の前提條件として掲げている。

これを受け、産業銀行関係者は「GMが要求している大宇自動車団体協約の改定をめぐって、労使協約が難航しかねないことは予想していた」と言いつつ、「しかし、年末までGMと本契約を締結するという目標には変わりがない」と強調した。

一方、先月から賃金及び団体交渉に取り組んできた現代自動車労組も最近団体交渉の決裂を宣言した後、争議発生を決意した。

今回の現代自動車の労使対立の火種は、昨年現代自動車が現代モビス(旧現代精工)の自動車生産部門と現代自動車サービスを吸収合併する際に、三者の労使がそれぞれ締結した団体協約を一つに統合する過程で発生した。



金東元 daviskim@donga.com