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洛東江の汚染規制を強化

Posted December. 01, 2001 13:54,   

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これまでの1年半の間、国会で漂流してきた「洛東江(ナクトンガン)水界水管理および住民支援などに関する法案」(洛東江特別法案)など全国3大河川に対する特別法が30日午前、国会環境労働委員会で与野党委員の全会一致で可決、成立した。

特別法案は、国会本会議で処理されれば来年初めに公布され、早ければ来年7月中にも発効される。

99年の漢江(ハンガン)特別法施行と共に、政府が推進してきた全国4大河川水質改善作業が本格的に進められることになったが、該当地域では開発と工場経営などに多くの制約が伴う見通し。

法案が施行される場合、洛東江、錦江(クムガン)、栄山江(ヨンサンガン)、蟾津江(ソムジンガン)などの3大河川流域に△水辺区域指定△汚染総量制などの汚染防止対策が導入され、特に汚染の激しい洛東江水界の工場団地は廃水処理向けの緩衝底流槽を設置しなければならない。

また該当自治体は、水が供給される下流地区に住む住民から取りたてた水利用負担金で、上流の各種規制地域の住民を支援することができる根拠も設けた。

環境部は、昨年6月23日に洛東江特別法案をまとめ、今年4月19日に錦江特別法と栄山・蟾津江特別法案をそれぞれ国会に提出したが、上・下流地域間の利害関係が対立し、まとまるまでに時間が掛かった。



徐永娥 sya@donga.com