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米大統領「テロ戦争に休戦はない」

Posted December. 10, 2001 10:30,   

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7日、カンダハル陥落を祝う席でブッシュ米大統領は「ビンラディン氏とアルカイダ組織が壊滅するまで戦争は続けられる」とし、「この戦いは休戦や協定では終らず、米国と友邦、そして自由が勝利してこそ、終了する」と強調した。ビンラディン氏やタリバーンと折り合う可能性が全くないことを示したもの。

米軍は8日、B52爆撃機を出動させ、ビンラディン氏が隠れていると推定されるトラボラ山岳地帯のメーラワ山周辺を空爆し、大々的な捜索作戦を展開した。これに先立ち、ここではビンラディン氏のテロ組織のアルカイダ軍と反タリバーン軍が激しく交戦した。

また、カンダハルに派遣された米海兵隊はヘリコプターと軍用車両などで、カンダハル外郭の山岳地帯の主要道路を遮断し、アルカイダの組織員を探し出している。パキスタン軍も武装ヘリを出動させて国境地帯に対する偵察活動を強化し、入国者に対する監視を強化している。

米国はビンラディン氏の検挙に力を入れる一方、アルカイダの支持勢力の土壇場の報復テロの可能性に備え、ホワイトハウス、議事堂、国務総省など主要施設の警備を強化している。

ブッシュ大統領は演説で「我々はテロとの戦争を行っていることから、米本土で直面する挑戦について懸念している。米国は現在(第2のテロを)警戒している」と述べた。