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「スージ・キム事件への責任を痛感」張世東氏、検察に出頭

「スージ・キム事件への責任を痛感」張世東氏、検察に出頭

Posted December. 12, 2001 10:13,   

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「スージ・キム殺害もみ消しの事件」を捜査してきたソウル地検外事部(朴永烈部長検事)は11日、もと国家安全企画部(国家情報院の前身)の張世東(チャン・セドン)部長を召喚し調べた。

張元部長は11日午後2時、検察に出頭する際、記者らに「在任中に発生した事件に対し、組織の最高責任者として責任を痛感しており、遺族らに与えた苦痛についても深い謝罪のことばを申上げたい」と述べた。

検察は張元部長に対して、87年1月のスージ・キム殺害事件の直後、同事件をもみ消すよう指示したかどうかなど、事件のもみ消し経緯などを集中的に追及した。

検察は、昨年内部調査の中断に介入した容疑で身柄を拘束された李茂永(イ・ムヨン)元警察庁長が、昨年2月、国家情報院のキム・スンイル前対共(スパイなど北朝鮮関連)捜査局長との面談以前に同事件の内容を知っていたことが分かったため、この部分も調べた。

検察は14日ごろ、李茂永元警察庁長らを拘束・起訴する際、捜査結果を発表する予定で、87年の事件隠ぺいについても発表することにしている。



丁偉用 viyonz@donga.com