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SK、マーティン大活躍で上昇ムード

Posted December. 13, 2001 10:18,   

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「トップ選手ではないが、とても優秀な選手だ」

プロバスケットのSKナイツが、遅れてチームに合流したエリック・マーティン(1m99、108kg)のおかげで、上昇ムードに乗っている。

SKが今年7月の外国人選手のトライアウトで、当初指名していた選手は、グレッグ・スプリングフィルドだった。しかし、スプリングフィルドは米国で負傷して入国し、結局シーズンが始まる前に退出させることになった。スプリングフィルドの交代を決め、SKはトライアウトで2番目に目していたマーティンに直ちに電話をかけた。しかし、マーティンから返ってきた答えは「ノー」。ヨーロッパリーグへの進出を準備しているというのがその理由だった。結局、テロンス・ムーアを迎え入れたが、トライアウト当時116kgだったムーアは、体重が何と131kgまで増え、結局8試合で辞めさせた。

崖っぷちに立たされたSKは、やむを得ず、唯一の望みであるマーティンに再びコンタクトし、ヨーロッパリーグへの進出が挫折し苦杯を喫していたマーティンを韓国に呼び込むのに成功した。

曲折の末にSKに加わったマーティンは、シーズン前半に不安なプレーを見せていたチームを、最近4連勝の上昇ムードに乗せ期待に応えた。

11日のサムスン・サンダース戦で、アチマス・マックレリとムスタパ・ホプをそれぞれ13点と18点に封じ込め、ダンククシュート四つとインターセプト五つ、ブロックシュート三つ、リバウンド14を記録して両選手の気勢をそいだのが端的な例。

この日の得点は活躍に比べては少ない20点。しかし、マーティンは試合の後、「30点以上を得点する自信はあるが、ベンチから私に求められたのは、守備とリバウンドだ。我がチームにはソ・ジャンフンとハニバルなど、攻撃力のある選手が多い。勝利に役立っていることに満足している」として、自分の役割に明確な区切りを付けた。

11日現在、1試合平均18.8点、11.9リバウンド(全体9位)、2.9ブロックシュート(全体2位)、2.2インターセプト(全体3位)で、守備の各部門でむらなく上位にランクされている。

このような活躍ぶりにチームでマーティンを嫌がる人はいない。「鋭敏」なソ・ジャンフンさえもマーティンの話になると、彼を称えてやまない。

しかし、まだ4クォーターの全試合に出るほどの体力を備えておらず、韓国のバスケットボールに馴れきっていないせいで、ファウルが多いのが弱みだ。

チェ・インソン監督は「選手に問題があると判断されれば、いつも面談を行うが、未だマーティンとは面談を行ったことがないほど体力の管理やプレーを自らきちんとやっている選手だ」と評価した。



金尙浩 hyangsan@donga.com