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米国、ソマリアへ戦場拡大の動き

Posted December. 13, 2001 10:15,   

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米国のブッシュ大統領は11日、アフガニスタンでの戦争が大詰めを迎えている中、アルカイダのテロ組織を最後まで追跡して壊滅させる一方で、国家レベルのテロ支援を必ず戒めると宣言し、戦争拡大の可能性を強く示唆した。

ブッシュ大統領は、サウスカロライナ州チャールストンのシタドル軍事学校を訪れ、今後テロとの戦争を遂行するための戦略課題として△大量破壊テロの防止△対テロ戦が長びくとしてもテロ組織とひ護勢力に対して抜本的な戒めをする△米軍再編の加速化——などを挙げた。

大統領はとくに、ならずもの国家について触れ、「米国はテロリストらに隠れ家や資金を提供したり、訓練装備を支援する国家は容認しないつもり」だと警告した。ブッシュ大統領は、ならずもの国家について国を特定してはいない。

ワシントンポスト紙など主要マスコミは、米国がソマリアで哨戒偵察を展開したり、反軍と接触した事実を報じるなど、戦争がソマリアに拡大する可能性について触れている。チェイニー副大統領も「ソマリアとイラクは米国の安全保障を脅かしていると語った。

これに先立ち、アフガン東部のトラボラで投降の意向を表明していたアルカイダの兵士らが、最後通告の期限とされた12日午前8時(韓国時間午後1時30分)を過ぎても投降の動きを見せなかったと、北部同盟の司令官が明らかにした。

米軍は、最後通告の期限が過ぎたことから、B52戦略爆撃機にトラボラ上空を威嚇的に旋回させた後、同地域への空爆を再開した。



韓起興 eligius@donga.com