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「ウエルカム、ビョンヒョン」米大統領に会う

「ウエルカム、ビョンヒョン」米大統領に会う

Posted December. 15, 2001 13:40,   

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金炳賢(キム・ビョンヒョン、アリゾナ・ダイアモンドバックス、22)がチームの選手たちと一緒に14日、ホワイトハウスを訪れ、ブッシュ大統領に会った。今季米大リーグ、ワールド・シリーズから始まった「金炳賢ストーリ」の最後を飾った。

約20人の選手が洋服を着ているなかで、金炳賢は一番先の真中、ブッシュ大統領が演説を行うすぐ後ろに立ち、歓迎行事中ずっとカメラに写された。アリゾナの「ワン、ツー・パンチ」のランディ・ジョンソンとカート・シリング、第7戦でサヨナラ安打を放ったルイス・ゴンザレスが選手団の最終列か左右の端に立ったことに比べれば、異例だった。

テキサス・レンジャーズの球団主もして野球マニアとして有名なブッシュ大統領は、ワールド・シリーズの第4、5戦で二日連続9回裏の場面で同点ホームランを打たれた金炳賢に近寄って話しかけ特別な関心を示した。

「マスコミ忌避症」と表現されるほど、カメラを避けてきた金炳賢は、最初はやや緊張した様子だったが、明るい表情で時々笑顔を見せるなど、余裕のある姿だった。

ブッシュ大統領は、5分あまり演説し、「今年のワールド・シリーズは最も適切な時期に行われた。歴史上一番興味津々だったワールド・シリーズは、米国民にテロによる恐怖と絶望感を忘れさせた。神様の祝福があることを望む」と選手団を称えた。

続いてジェリ・コランゼロ球団主と、ジョンソン、シーリングら、選手団代表は答礼としてブッシュ大統領に背番号1番と「BUSH」と書かれてあるアリゾナのユニホームをプレゼントした。ジョンソンはまた、ニューヨーク・ヤンキーズの熱烈なファンで、はげ頭のホワイトハウスのスポークスマンにアリゾナの帽子をかぶらせながら、「ただの噂なのかも知れないが、私があなたの頭をなでると、来年にもここに来れるという話がある」といって笑いを振りまいた。

この日の行事はCNNなど、主な放送を通じて米国全土に生放送された。

金炳賢は韓国選手としては、98年のパク・セリに次ぎ、2番目に米国の現職大統領に会ったことになるが、広告、撮影など韓国でのスケジュールをこなすため直ちに帰国する予定だ。



張桓壽 zangpabo@donga.com