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済州国際柔道大会 イ・ウンヒらが三冠王に

済州国際柔道大会 イ・ウンヒらが三冠王に

Posted December. 15, 2001 13:40,   

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2001韓国馬事会カップ・コリアオープン国際柔道大会(東亜日報社後援)の初日に、韓国は3つの金メダルを獲得、大会3連覇に向けて順調なスタートを切った。

14日、済州(チェジュ)の漢拿(ハルラ)体育館で開幕した大会初日、もっとも注目を集めた選手は、女子52kg級で優勝したイ・ウンヒ(嶺南大)。

前回のこの大会で銅メダルにとどまったイ・ウンヒは、この日の決勝で試合開始1分13秒後に日本のかざま・みかとの対戦で内股で一本を取り、不振の韓国女子柔道の期待を一身に集めている。

イ・ウンヒは試合運びのセンスに富んでいるが、腹筋の力が弱く、各種の大会で3位入りに失敗していたが、今大会を控えて体力強化に集中したのが成果につながった。

イ・ウンヒは、14日の決勝まで計4試合ともに一本で勝つことで、体力とともに素晴らしい技術向上を思う存分披露した。

しかし今年7月のミュンヘン世界柔道選手権大会では2回戦の負け、本大会直前に開かれた日本の福岡大会で予選落ちしたイ・ウンヒが、これから北朝鮮のケ・スンヒ、キューバのベルデシア・レグナなどそうそうたる選手の存在する同級の国際舞台で生き残るには、体力はもとより独自の技をさらに強化すべきという分析が出ている。

またこの日、韓国男子柔道の「重量級の希望」、チャン・ソンホは100kg級の決勝でイ・ウォンサン(慶尚南道庁)と対戦して総合勝となり、男子90kg級では新人チェ・ソンハ(嶺南大)が日本の本命といわれる泉浩との試合で、試合開始40秒で肩車の一本を獲得、生涯初めて国際舞台のトップとなった。

内股など多彩な技を駆使するチェ・ソンハはユン・ドンシクの引退したこの級で今後ユ・ソンヨン(東亜大)、パク・ソングン(韓国馬事会)と激しいライバル競争を繰り広げることになる。

期待されていたパク・ソングンは体重調節の失敗による体の不調で2回戦で泉に内股透かしを許し、一本を取られた。その後、敗者決勝でも、ペルナンデス、ポルタール、ホセ(スペイン)にかがと返しで負け、メダル獲得には失敗した。

男子81kg級のミン・ゴンシクは決勝で日本の野瀬英豪に双手刈で一本を取られ、銀メダルにとどまった。



金尙浩 hyangsan@donga.com