Go to contents

国情院前第2次長、今週召喚へ

Posted December. 17, 2001 10:53,   

한국어

陳承鉉(チン・スンヒョン)ゲートを再捜査しているソウル地検は、与党民主党のもと党員、崔澤坤(チェ・テッゴン)容疑者をあっ旋収賄の容疑で15日身柄を拘束したのに続き、遅くとも18日までに辛光玉(シン・グァンオク)前法務次官を召喚して調べることを決めた。

検察はまた、国家情報院(国情院)の金銀星(キム・ウンソン)前第2次長を、早ければ今週中に召喚し、金前次長がMCIコリアのオーナー陳容疑者の政界・官界へのロビーに介入したかどうかなどについて調べると、16日明らかにした。

検察は昨年一次的な捜査の際、金前次長が陳容疑者のロビー対象の内容をわい曲した「陳承鉉リスト」を使って、検察の捜査を妨害したかどうかについても調べる計画だ。

ソウル地検は16日、「現在、金前次長と国情院の丁聖弘(チョン・ソンホン)前経済課長の周辺口座を追跡している」とし「辛前次官に対する捜査が終った後金前次長を召喚し調べる」と正式に発表した。

ソウル地検幹部は最近、金前次長を名指しし「特定の勢力が検察も知らない内容を一部マスコミに流し捜査を妨害している」と述べた。

一方、検察は辛前次官が陳容疑者側から1000万〜2000万ウォンを受け取ったた状況を確認しているものとみられる。検察関係者は16日「辛前次官は、これまで伝えられたように1億ウォンを一度に受け取ったのではなく、200万〜300万ウォンずつ数回にわたって受け取ったものと聞いている」と述べた。

これに先立ちソウル地検は15日、崔容疑者を、昨年4月、陳容疑者から現金1億ウォンを受けとるなど、1月から5月までに5回にわたって合計1億5900万ウォンを受け取った容疑で身柄を拘束し収監した。

検察は辛前次官が出頭すれば、陳容疑者・崔容疑者・辛前次官の3人が、5月ソウル市内のPホテルの和食レストランで会ったかどうか、また当時、崔容疑者からカネを受け取ったかどうかを調べることにしている。

崔容疑者は検察に出頭する前、周辺人物らに「5月に3人が会ったことはあるが、偶然の同席だったため、辛前次官が覚えていないのかも知れない」と述べ、3人が会ったこと自体は否定しなかった。

検察はまた、辛前次官が大統領の民政首席秘書官を務めていた昨年5月ごろ、社稷洞チーム(サジクドンチーム、大統領府の指示を受ける警察庁調査課)が「陳容疑者は堅実なベンチャー企業家」だという結論を下す上で辛前次官が影響を及ぼしたかどうかについても調べている。



金昇鍊 viyonz@donga.com