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農家人口、人口の10%割る

Posted December. 19, 2001 09:57,   

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農業離れや転業で農村人口が減少しているが、全人口の中の農業人口の比率が初めて10%を割った。また、稲作農家の平均水田面積は多少増えたものの、依然として10世帯に7世帯が1haに満たない水田を耕作していることが明らかになった。

統計庁が18日発表した「2000年の農漁業総調査最終結果」によると、昨年12月1日現在、全国の農家数は138万3000世帯、農家人口は403万1000人と、95年に比べて、それぞれ7.8%、16.9%減少したことが明らかになった。

また全人口に対する農家人口の比率は8.6%と、農業総調査が実施された60年以来初めて10%未満に落ちた。また、漁家世帯は農家に比べ人口がさらに大幅に減少し、全国の海水面漁業世帯数は8万2000世帯、人口は25万1000人と、5年前に比べそれぞれ21.9%、27.6%減少した。

農家1世帯あたりの耕地面積は、5年前に比べて3.8%増の1.37haだった。農家全体の78%を占める稲作農家の平均水田面積も0.93haと、5年前の0.87haに比べて6.9%増加した。しかし稲作農家のうち72.9%が1ha未満の水田を耕作しているなど「零細農」だった。

また65歳以上の高齢層の農家人口の比率は、5年前の16.2%より5.5%増の21.7%だった。このような高齢層の人口比率は、全人口における高齢層の人口比率(7.2%)の3倍にも及び、農村社会の高齢化が急速に進んでいることを示している。

農家1世帯あたりの世帯員数は、5年前に比べて0.32人減の2.91人と、全世帯平均の3.12人に及ばず、老夫婦が2人きりで住む世帯の比率も38.6%に及んだ。



朴重鍱 sanjuck@donga.com