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金銀星前国情院次長が入院…「検察で話す」

金銀星前国情院次長が入院…「検察で話す」

Posted December. 20, 2001 09:55,   

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「陳承鉉(チン・スンヒョン)ゲート」の容疑で検察の召喚が予定されている金銀星(キム・ウンソン)前国家情報院第2次長が、心臓不整脈(脈拍が不規則になる)症状を理由に突然病院に入院した。

金容疑者は18日午後11時45分頃、救急車でソウル市・松坡(ソンパ)区・風納(プンナプ)洞のソウル中央病院応急室に運ばれ、心電図検査と血液検査を受けた後、19日午前2時半頃入院した。

家族の話によると、金容疑者は18日午後10時半頃、京畿道城南市(キョンギド・ソンナムシ)盆唐(プンダン)新都市の自宅で、突然胸の痛みを訴えたという。

病院関係者は「金容疑者は、3月にも不整脈の診断を受けたが、薬はもらわずに『安静が必要だ』という忠告だけを聞いて帰った。心電図検査の結果では不整脈に間違いない。10年前から患っていたとされる甲状腺機能亢進症についても検査中」と述べた。妻の李さん(52)は、「夫は先月国家情報院第2次長を辞任して以来、家庭の問題や検察の捜査で激しいストレスがたまっていて、毎日酒を飲んで「た」と話している。

金容疑者は午後1時頃「質問は受けつけずに、自分が言いたいことだけを話す」という条件で、一部の記者を病室に入れ「検察の召喚日程に合わせてすべてを検察で明らかにしたい」と語った。金容疑者は「陳承鉉リストがあるのでは」という記者の質問に対し「答えない」と述べ、記者らは5分後に病室から退出した。

これに先立ち、金容疑者はこの日の明け方、放送局の記者らが病室を訪れた時、「国内情報機関の責任者として大事件が起こるたびに何々リストという文書を数知れず受け取ってきたが、本物はなかった。(自分が)それを作る理由もなく、作るわけもない。そういうものはない」と言い切った。

病院関係者は「検察が金容疑者の健康状態について尋ねてくれば、もう一度検診してから確認する予定だ」とし「金容疑者がどれだけの間入院しなければならないのかは分からない」と話した。



崔虎元 bestiger@donga.com