朴賛浩、テキサス・レンジャースと契約か

「コリアン特急」朴賛浩（パク・チャンホ、２８）が、８年間身を置いてきた米大リーグ・ＬＡドジャースを離れ、来シーズンから、アメリカンリーグのテキサス・レンジャースのエースとして活躍する見通しとなった。

米国の主要マスコミは２１日、大リーグのフリーエージェント（ＦＡ）となった朴賛浩が、契約期間５年間に総額７０００万ドル（約９１０億ウォン）の条件で、テキサス球団に入団することにし、細部の条件について合意に至れば、公式の契約を結ぶだろうという米ＣＢＳスポーツラインのコラムニスト、スコット・ミラーのことばを引用して一斉に報道した。

２１日現在、テキサス球団は公式の発表をひかえており、朴のエージェントであるスコット・ボラスも「選手の契約発表は球団の固有権限だ」と言及を避けているが、朴がテキサスのユニホームを着るのは、事実上決まったという。

契約期間と年俸、オプションなどの細かい条件については、双方が意見の違いを調整する時間が必要であるため、テキサス球団の公式発表は早ければ２２日、遅くとも来週初め頃には行われるものとみられる。

一方、朴の前所属球団のＬＡドジャースは、今シーズンボストン・レッドソックスで活動してきた日本人の野茂英雄（３３）投手と契約期間２年、総額１３００万ドルの条件で契約を結んだと発表し、朴のテキサス行きの可能性をさらに高めた。

張桓壽 zangpabo@donga.com