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アルゼンチン大統領、辞任

Posted December. 22, 2001 12:31,   

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アルゼンチンで大規模な暴動が起き、20人以上の死者が出た中で、デラルア大統領が20日(現地時間)電撃的に辞任した。

デラルア大統領は経済難を回復させるため、連立政権への参加を野党に呼びかけたが、野党がこれを拒否したことで、議会に辞表を提出して、任期2年を残して辞退した。デラルア大統領の後任としては副大統領が空席となっているため、憲法が定めている承継順位によってブエルタ上院議長が実質的な大統領となリ、国の統治権を引き継いだ。

デラルア大統領が辞任したとのニュースが広がると、ブエノスアイレスをはじめ全国の主な都市の暴動も徐々に収まる動きをみせていると、現地のマスコミが報道した。

住民らは前日の戒厳事態の宣言にも関わらず、20日は大統領府の前に押しかけデモ行進を繰り広げており、この行進で現在までアルゼンチン全国で最低22人が死亡し、250人がけがをした。また、デモ隊の参加者2000人が警察に逮捕されている。

一方、オニール米財務長官は20日、アルゼンチンに対する直接的な金融支援は考慮していないことを明らかにした。



鄭美京 mickey@donga.com