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辛前法務次官への事前逮捕状を請求

Posted December. 22, 2001 12:31,   

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「陳承鉉(チン・スンヒョン)ゲート」を再捜査しているソウル地検は21日、取り調べを続けている辛光玉(シン・クァンオック)前法務次官について、MCIコリアのオーナー、陳承鉉容疑者に対する金融監督院(金監院)の調査や検察の捜査と関連して、請託を受けるともに、崔澤坤(チェ・テッゴン)容疑者から1800万ウォンを受け取った容疑で、裁判所に事前逮捕状を請求した。

検察はまたこの事件と関連して、職権濫用と収賄などの容疑が持たれている国家情報院(国情院)の金銀星(キム・ウンソン)前第2次長を、22日午前10時に召喚して調べる方針を明らかにした。

辛前次官は去年3〜10月、6回にわたってソウルPホテルの和食レストランなどで、300万ウォンずつ合計1800万ウォンを受け取ったた疑い。

検察は「辛前次官は陳容疑者の事業に対する金監院の調査と、検察の捜査状況を調べる代価として金を受け取っており、代価性が明白だ」という見方を示した。

崔容疑者は「私がMCIコリアの顧問として活動しているという事実を明らかにし、辛前次官に陳容疑者の事業に関連した依頼をした」と供述したものとみられる。

しかし、辛前次官は「崔容疑者から金を受け取ったことがなく、陳容疑者に会ったかどうか思い出せない」という立場を変えなかったと検察は伝えた。

検察は21日午前10時ごろ、いったん辛前次官を帰宅させており、裁判所は22日午前、辛前次官に対する令状の実質審査を行ったうえで、身柄を拘束するかどうかを決定するものと予想される。

検察関係者は「物証のない状況で関係者を同席させての尋問などを通じて、容疑に対する心証を固めるために長い時間がかかっている。慣例上、48時間以上続けて調べることができないため帰宅措置を取った」と述べた。

検察は、辛前次官が受け取った金が少額のため在宅起訴にしようという意見もあったが、国民感情などを考慮して令状を請求することに決めたとしている。



李明鍵 gun43@donga.com