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靴に爆弾、米旅客機が緊急着陸

Posted December. 24, 2001 08:27,   

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22日、仏パリから乗客185人と乗員12人を乗せ米フロリダ州マイアミに向けて飛行中のアメリカン航空のボーイング767型機の中で、乗客一人が靴の中に隠した爆弾を爆発させようとしているのが乗員に見つかって取り押さえられ、旅客機はボストン空港に緊急着陸した。

9月11日のテロ事件以来、米国で航空機の爆発を試みた事件が発生したのは今回が初めてだ。

ボストンのローガン国際空港の責任者であるトマース・キントン局長は、「問題の乗客はリチャード・リード(28)という名の英国の旅券を持っていたが、3週間前にベルギーのブリュッセルで発給された形のこの旅券は偽造旅券だった」と述べた。米国のニュース専門ケーブル放送会社、MSNBCはこの乗客が中東系だと報じた。

キントン局長はまた、この乗客が履いていたスニーカーに、エックス線検査をしたところ、靴のかがとに入っていたC4プラスチック爆弾を見つけたことを明らかにし、この爆弾は機体にかなりの打撃を与えるに足りるものだったと説明した。

米連邦捜査局(FBI)は22日午後1時頃、ローガン空港に緊急着陸した航空機から問題の乗客を連行し、捜査している。この乗客を取り押さえる過程で乗員2人が負傷したが、他の乗客は無事だった。

ホワイトハウスは、21日からクリスマス休みに入ったブッシュ大統領が事件発生直後ブリーフィングを受けて事態を綿密に把握していると述べた。



韓起興 eligius@donga.com