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金弘一議員の補佐官召喚へ、陳承鉉政界ロビー本格捜査

金弘一議員の補佐官召喚へ、陳承鉉政界ロビー本格捜査

Posted December. 25, 2001 14:38,   

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「陳承鉉(チン・スンヒョン)ゲート」を再捜査しているソウル地検は24日、金銀星(キム・ウンソン)元国家情報院第2次長に対し、MICコリアのオーナー、陳承鉉容疑者から5000万ウォンを受け取った容疑と、逃避中の陳氏を手助けした容疑などで拘束令状を請求した。

検察の関係者は24日、「民主党の金弘一(キム・ホンイル)議員の補佐官と金芳林(キム・バンリン)議員の召喚をこれ以上先送りできない」として、陳容疑者の政界へのロビー疑惑に対しても、本格的な捜査に乗り出すことを示唆した。

検察によると、金銀星元次長は去年8月、ソウル江南のMホテルの中華料理店で国情院の丁聖弘(チョン・ソンホン)前経済課長とともに陳氏に会った席で、「ハンス総合金融会社の買収をめぐる金融監督の調査をやめさせてほしい」という要請を受け、丁氏を通じて、陳氏から10万の小切手500枚を受け取ったという。

金元次長はまた、去年10月初め、ソウル江南のワンルームマンションに身を潜めていた陳氏に直接会って「私が背後で圧力を行使しているので、少し待ってほしい」と、検察の捜査状況を知らせるなど、4回ぐらい陳氏に会って金融監督院の調査及び捜査関連の情報を流した疑惑も持たれている。

検察の関係者は「捜査の結果、金元次長はこのほかにも、ソウル瑞草区良才洞(ソチョグ・ヤンジェドン)にある国情院の秘密事務室で去年10月頃、陳氏が取り込んだ国情院出身のロビイスト金在桓(キム・ジェファン)氏と丁氏などに数回にわたって会い、対策について話し合ったことが明らかになった」と述べた。

検察によると、金元次長は「数回、陳氏に会ったことは事実だが、逃避させたのではなく自首を勧めた」と主張しているという。

これとともに、検察は「陳氏が『5000万ウォン以外に、丁氏の要請を受けて、現金2億ウォンを金元次長に渡した』と陳述したが、丁氏は自分が全部使ったと主張している」として、金元次長をめぐる資金の流れを引き続き捜査していく方針を明らかにした。

しかし、検察は、金元次長が去年9月、金氏を連れて最高検察庁を訪れ、相次いで同庁幹部二人に会ったことに対しては、明確な説明を避け、「金元次長は、婿にしようと思っていた陳氏についてもっと知りたかったという主張を貫いており、陳氏は『なぜ最高検察庁を訪れたのか分からない』と陳述したと述べた。



李明鍵 srkim@donga.com